【Poderosa】 Cygwin 64Bit 版をインストールすると Poderosa がエラーダイアログを出す時の対処法
OSをインストールしなおしたので、Cygwinも入れなおしてと……あとはCygwinを使うにしてもコマンドプロンプトだと使いにくいでターミナルソフトのPoderosa(Sourceforge版)をインストールしてと……「おおっと!エラーダイアログ」というわけで、Poderosaに同梱されている Cygwinのモジュールは32bit用なのでそのままだと64bitだと動かないのです。んで、自分でコンパイルする必要があります。
g++とmakeをインストールする
Poderosaのコンパイルに必要なのは g++ と make だけなので、Cygwinのインストーラからこの2つをインストールします。
make する
- {Poderosaのインストールディレクトリ}/Protocols/Cygterm にカレントディレクトリを移動します。
- make
これで終わり。たぶん2件ほど警告が出ますが気にしない。これで普通に使えるようになります。Poderosaはやっぱ快適。
今も継続してメンテナンスされているというのも含めて、お気に入りのアプリケーションです。もうちょっとアイコンが綺麗(Poderosaはアイコンの解像度が低いのです……)だったらもっとカッコいいのに!
2017年12月8日追記
最近のCygwinでコンパイルすると ptsname がどーたらと出てコンパイルができないと思います。 エディタでMakefileを開いて
CFLAGS = -O2 -fno-exceptions
を
CFLAGS = -O2 -fno-exceptions -D_GNU_SOURCE
のように -D_GNU_SOURCE を追加してあげてください。ちなみに最新版の Cygterm は OSDN でダウンロードできます。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/scm/svn/tree/head/trunk/cygterm/