いさぽん部屋(isapon.com)

ゲーム系プログラマによる特に方針のないブログ。技術系とカレー、ラーメンネタ多めだったはずが、最近はダイエットネタ多め。

映画GUNHEDを観る…東京近代美術館フィルムセンターにて

先日、東京近代美術フィルムセンターにて映画「GUNHED(ガンヘッド)」を観てきました。東宝で1989年に作られたSFロボット映画で、僕の好きな作品のひとつです。DVDは何度も観てるし、それこそTVで放映した時に撮ったビデオは擦り切れるまで何度も観たのですが、映画館(?)で見るのは初めてでした。

個人的には映画版よりもセリフなどが聞きやすくなっているTV版の方が好きなのですが、こちらはもう2度と見ることは叶わぬ幻の作品。それでも、映画版もやっぱり良いものです。

画面が暗いとか、話が分かりにくいとか、批評も多い作品なのですが、あまりそういうところに気を回さず、ブルックリン(主人公の青年)とガンヘッド(巨大ロボットとそのAI)の会話を楽しむのが一番楽しめるんじゃないかな?と個人的に思ってます。なので僕の中ではガンヘッドはロボット特撮映画というよりは、人間とAIの相棒モノというカテゴライズをしています。

見どころはガンヘッドが出てくる中盤以降。ここからが本番です!特に燃料切れのあたりのやりとりは熱いです。逆に言うと前半は省いてもいいんじゃないかと思うくらいに印象が残らない……前半は前半で緊迫感もあるし面白いのですけど、もっとメインであるブルックリンとガンヘッドの時間を増やしてもよかったんじゃないかなと。

また、高嶋政宏さんの初主演作品というのも見どころ。

また、この作品は日本語と英語が入り混じっています。設定的には「みんな自動翻訳機を常に身に着けている」と、いうことらしいです。途中セブン(登場人物の名前です)が機械みたいな音声を発しているシーンがあるのですが、自動翻訳機の不調ということらしいです。どっかにこの辺の資料があったと思うのですが、どこだったかなぁ…。

何はともあれ、万人受けはしないよなーと、思いつつも熱意のこもった愛のある作品だと思います。

ガンヘッド [DVD]

ガンヘッド [DVD]

サウンドトラック付き。ガンヘッドのBGMは今でもTVでよく使われてます。ほんと名曲ぞろいなのでサントラのために買うのもアリのお得なDVD。

メイキングDVDや特製の冊子もついていてプラモデル以外にも楽しめる要素がたっぷり!