グッピーの白点病が治ったっぽい?
先週、雌グッピーの白点病が見つかってから1週間。しばらく風呂桶で過ごしていた雌グッピーも治った様子。
まだまだ安心はできませんが、はために見ると白点は消えたっぽいです。
今は100円均一で買ってきたバケツの中で生活中。気性が荒く隔離していた雄も落ち着いてきたので一緒にしました。
雄グッピーがミナミヌマエビやネオンテトラを威嚇するので、グッピーはバケツに定住かな?
と、いうわけで少し落ち着いたので今回試したこと(まだ試している最中ではありますが)をまとめてみます。
白点病の発生について
もともと生存可能な環境なら細菌はどこにでもいる。
普段発症しないのは魚自身の免疫機能が働いているから。
白点病の細菌は水温26度以上で多少大人しくなるらしい。
今回の状態を推測
水温が25度なので、細菌が繁殖できるギリギリの温度。
やたら威嚇する気性の荒いグッピーによって追い回されたためストレスが増加。結果免疫力が下がった。
この2点がたぶん原因。
治療方針
「ストレスの少ない環境にする」「水温を上げる」の2点が治療方針です。
ストレスの少ない環境というのは、とりあえず隔離してあげれば大丈夫かな?
また、水温を上げる方法はヒーターを使うのがベストそうなのですが、持ってないのでこれはなんとか知恵を絞ろう。
塩浴
そして行き着いた結論は「塩浴もどき」
いうても、なにせまだ水槽いじりを開始してからたかだか1か月程度のド新人……かなり怯えながらの試行錯誤です。
そんな新人にとって薬浴は結構調整が難しそうだったのと、なるべく早期治療をしたかったので自宅にあるものですぐに出来るというのが塩浴に踏み切った理由のひとつだったりします。
準備
早期治療!ということで身近にあったものを利用です。
まずはグッピーを水槽から風呂桶(これもかなり昔に100円均一で買ったやつですが)に隔離。
水質が一気に変わることによる魚への負担を少なくすべく水槽の水をまずはそのまま使用しました。
同時に鍋に水を入れてカルキ抜き剤を投入。これは桶の中の水を増やすため。
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塩加減
続いて塩を投下なのですが……
本来だと0.5%くらいの濃度にすると良いらしいんですけど、風呂桶の水が大体2リットル、つまり2キロ。5%って、10グラムくらいです。小さじ2杯分ですよ……結構多い……
と、これはちょっと怖い。大丈夫と書いているけど結構怖い。
チキンな俺は塩を一つまみだけ投入。たぶん1グラムもない。
そんな少ない塩で効果があるものなのか?という話でもあるんですけど、少量の塩はミネラルとして魚に吸収されることで魚の体力回復効果もあるらしいです。
ならば、魚自身の本来持つ免疫力が回復することにかけてみるものいいんじゃないかな?と。
そして沸騰!!
3分ほど経過したら一度沸騰させました。
実はこれが秘密兵器です。
魚の入っている桶にデジタル水温計を入れ、水温を確認。
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そして、塩入のお湯を湯のみですくって、少しずつ魚の入っている桶に入れます。
なるべく魚から遠い場所で少しずつ。
水温を確認し、まずは水温が28度くらいになるように気を付けながら少しずつ入れます。
そして、水温系を見ながらさらに30度まで調整。
約1時間ほど水温を30度に維持しました。
ヒーターがなくてもないなりに知恵を絞ってみた!
そして、俺も体調が悪くそのままお布団へGO
毎朝水を変える
それから毎朝3分の1ほど水を変えます。
翌日の朝のみ再び熱湯による調整をしましたが、それ以外は常温です。
あとは塩をひとつまみとエサを普通に上げます。
基本は魚自身の免疫能力を回復させるのが目的です。
きっと、そのほうが魚自身もより強い個体になってくれるんじゃないかな?というのが想いでもあります。
とりあえずこんな感じで1週間が経ちました。
まだまだ予断は許しませんが、少しは安心できるようになってきました。
とはいえ、しばらくは様子見です。