水槽の水が立ち上がってきた?
水槽いじりを始めてから1か月が経過しました。
先々週は、白点病にかかるし……と、2~3週間目はいろいろありました。
何気に先週はミナミヌマエビが突然☆になりました。
ここ数日、仕事の詰めが続いているので平日のメンテナンスがなかなかうまくいかず。
それでも室内の水槽のネオンテトラは全部元気。
外の発泡スチロールで飼育中の隔離されたグッピーとメダカですが、こちらも元気。
ただ、グッピーの1匹がミナミヌマエビの隠れ家に挟まって抜け出せなくなったのか、頭を細い穴に突っ込んだまま☆になっていました。
それでも、そうした犠牲のもと、少しずつ水が立ち上がってきたような気がします。
水質検査をしよう
検査キットを切らしてしまい、水質検査をしなかったこの2週間。
水が安定するまではやっぱりちゃんと検査したほうが良いかもですね。
って、まだ水が安定するってのを1度も体験したことがないので、あくまでもネットで得た知識なんですけど。
近所の魚屋(って書くと食べるほうみたいだね)で水作株式会社の検査キットを購入。
- 出版社/メーカー: 水作
- メディア: その他
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ちなみに25本入りがお得ですが、お財布のお金を補充するのを忘れていたので今回は4本を購入。
硝酸塩の悪夢
この検査キットは水につけた後、写真下側のGH、KH,pH、NO2、NO3の順に検査結果が出てきます。
後で書きますが、NO3の多さに手が震えてピンボケ……
GH(総硬度)
水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量。
検査結果の色が濃く割とびっくり。
でも値としては7°くらい。
色の濃さがから結構心配だったのですがこれはネオンテトラもミナミヌマエビを飼育するには割と良いらしいです。
特にエビはカルシウムを必要としそうですから。
KH(炭素高度)
炭酸塩と重炭酸塩の濃さ。
KHも7°くらい。
この値が低いとpH値が急変することがあるらしく、適度にあったほうが良いらしい。
魚が住むには悪くない値のようですが、水草を考えるともう少し抑えたほうが良いらしいです。
pH(酸性度)
ぺーはー値。とにかく重要らしいです。
というか、いろいろ調べると最終的にはいろいろな水質の結果がpH値に現れるようで、いわば「総合力」的な指標に近いのかもしれない。
値は7前後なので中性。水道水とほぼ同じです。
でももうちょっと酸性よりにしたいところ。
NO2(亜硝酸)
生態が出した排泄物など、つまりアンモニアがバクテリアに分解されたときに生成される物質。
アンモニアからバクテリアが亜硝酸に分解、それをさらに別のバクテリアが硝酸塩に分解します。
独レベルでいうと
アンモニア(猛毒)>亜硝酸(毒)>硝酸塩(ほんのり毒)
という感じ。
アンモニアが分解されないと生体は即☆になるので、生体が生息していればとりあえずアンモニアは分解されているはず。
値は0.5前後。
できれば0が理想形。
今後の努力が必要ですが、まぁまずまずの仕上がり。
NO3(硝酸塩)
先の亜硝酸がさらに分解されたもの。
いわば、バクテリア界におけるウンコ的存在。
それほど有毒ではないにしても、亜硝酸が増えると水が濁ったり苔が増えたり、どうやら水カビの原因にもなるようです。
基本的な対策方法は定期的な水替え。
ちなみに、水草が元気ならこれを栄養分として吸収するようです。
で、手が震える量。
約160。
そういえば急にコケが増え、水カビが出た気がします。
水も白っぽい。
微毒といえどもミナミヌマエビには厳しいのかもしれない。
水を替えよう
というわけで、1日がかりで水替え。
3時間おきに水の2割程度を替えました。
大体3~4割は変わったと思います。
心なしか、ミナミヌマエビもいつもより活発に動いている気がします。
現在の水質
水替えの結果、炭酸高度(KH)が少し下がり、硝酸塩(NO3)もだいぶ下がりました。
硝酸塩が下がるのを期待していたのですが、炭酸高度も下がり水草が育ちやすい水質になった様子。
水草が元気になれば硝酸塩も吸収しやすくなるので、これは良い方向だと思いたい。
と、硝酸塩はもう少し下げたほうが良さそうです。
しかし、水質が一気に変わると生体へのダメージもありそうなので今日は10分の1ほどの水替えで済まそうかと思います。
まとめ
硝酸塩が異様に多かったので心配したのですが、立ち上げ開始から1か月くらいすると硝酸塩が爆増するというのはよくあることのようです。
と、言うよりもアンモニア⇒亜硝酸⇒硝酸塩の分解の工程がだいたい1か月くらいかかるのかな?
なので、立ち上げてから今までのアンモニアが一気に硝酸塩となって出たようです。
これはすなわち、バクテリアが定着したという指標でもあるらしい。
つまり、やっと生態が住める水になってきたと見ても良いということのようです。
やっとアクアリウムの第一歩を踏み出せたのかもしれません。