ダイエットに最適な赤身ステーキの美味しい焼き方
食べよう牧草牛
最近、肉のハナマサでオーストラリア産の牧草牛のステーキ肉が度々入荷するようになりました。
牧草牛、横文字で書くとグラスフェッドビーフなわけですが、餌にトウモロコシなどの穀物を与えるのではなく、牧草を与え、のびのびと育てた牛のことです。
人間も穀物ばかり食べると太るわけで、牛にしたってやっぱり同じことが言えるわけです。人間の体は食べたものでできているわけですから、やっぱり元が健康な食材のほうが体にもいいんじゃないのか?というわけです。
そしてこの牧草牛、シリコンバレー式ダイエットなどで取り上げられてから密かに健康食材として人気です。
かくいう俺も牧草牛のステーキをほぼ毎日150gくらいは食べるようにしています。
良質なたんぱく質はダイエットにも健康にもよいのです!(たぶん)
実際のところ、体重はそれほど変わっていませんが(減ったには減りましたが)体脂肪率はだいぶ落ちました。
体重が落ちたというか脂肪が筋肉に変わって細くなった感じです(実際のところ、ベルトの穴が2つほど小さくなりました)。
牧草牛の特徴
とにかくサシが少なく赤身ギッシリです。肉の脂が少ないので、霜降り大好き日本人にはいまいち人気がないような気がします。
俺も日本人ですけどw
とはいえ、毎日食べる肉となると脂身が多いよりも赤身の「肉喰ってる感」のほうが飽きが少ないです。まぁかれこれ数か月食べ続けていますし。
ちなみにお値段はそこそこ高かったのですが、肉のハナマサなどで仕入れるようになってからは100グラムあたり150円前後で買えるようになったのでお財布的にもだいぶ手を出しやすくなってきました。
赤身肉の問題
脂身が少ないこともあり、焼きすぎるとすぐに硬くなります。そうなるとパサパサしておいしくないです……
というわけで、レアで食べるのがおすすめなわけですが、これがなかなか難しい。
特にハナマサで買うと1kgくらいで売っているのでどうしても冷凍保存しておく必要があり、これを解凍して食べるとなるとドリップ(解凍時に肉汁がこぼれ落ちてしまうこと)しやすくなりますます味が悪くなる……
とまぁ、そんなわけであれこれ工夫してみた結果、自分なりにおいしいステーキ肉の焼き方を編み出しました。
名付けて「いさぽん式ステーキ」
たぶん、俺ぐらいしかやっていないんじゃないかなと。キュレーションサイト防止のために、わざわざ自分の名前を入れてみます。
ホント、絶対流行るよこの焼き方!
というわけで調理方法ですが、とっても簡単。
まずはステーキ皿を用意しよう!
これが大切!ステーキ皿がない人はスキレットでも大丈夫です。一応どちらも試しましたが、どちらもおいしく作れます。ただ、ステーキ皿のほうが焼きやすいので、やっぱりステーキ皿をお勧めします。
さて、ステーキ皿とスキレットの共通点ですが「鉄製」で「厚い」というところ。つまり、熱をためやすいんです。これがすご~く大事。
また、日本人が不足しがちな鉄分を多く摂取できるので、そういう面でもお役立ちアイテムです。サプリメントみたいなもんですね。
※ステーキ皿のメンテナンス方法はこの記事の下のほうに書いておきます。
肉は150グラムくらいに切って冷凍しておこう
厚さは2cm前後くらいにして小分けにして冷凍しておきます。俺の場合はジップロックに1食分ずつ入れています。
ちなみに1日に食べる肉の量は目標体重を200で割ったくらいが目安です。60kgが目標なら300gが一つの目安(なのでグラム150円のお肉なら1日450円くらい。外食するよりは安いですね)。
というわけで焼くぞ!
まずはステーキ皿をガスコンロにそのまま乗せて熱します。熱を持ってきたらバター(牧草牛のバターがおすすめ)を溶かします。
バターが溶けたら火を弱火に。そして冷凍してある牛肉をそのまま解答せずにステーキ皿に載せます。
ここでステーキ皿やスキレットの恩恵が出てきます。これが厚手の鉄じゃないと調理器具が冷めてしまって美味しく焼けません。
そして、10秒程度してちょっと肉が白く焼けてきたらひっくり返します。これを頻繁にひっくり返しながら全ての面を焼き上げます。
こうすることで何が起こるかというと、中は凍ったまま表面だけ焼き上げられるので、肉のうまみである肉汁がドリップせずに肉の中に閉じ込められるわけです。これは凍ったままだからこそできる荒業です。
そして、全面何となく焼けてきたらあとは一番広い面積の部分を定期的に肉をひっくり返しながら焼きます。なぜ一番広い面積の部分を焼くのかというと、単に焼きやすいからです(笑)
そんなこんなでだらだら焼き上げると、両面はほんのり焦げ目がつきます(室温や肉の厚さなどにもよりますが3~5分くらい)。そしたら、黒コショウと塩を振ります。そして、またひっくり返しながらじわじわ焼き上げます。なんと下味も不要なのです!
そして、肉をたまに押してみてなんとなく弾力が戻ってきたら完成。トータル7~8分程度です。お好みでもう少し焼いてもよいです。
というわけで完成品
表面は焼けつつ、中はレア!弾力があってとってもおいしい!なんというかローストビーフに近いです。
ぜひお試しあれ!
参考
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おまけ(ステーキ皿の手入れ)
中華鍋の手入れと同じように、なるべく洗剤は使わずに金属製のたわしで焦げ目を落とすだけの水洗いにします。
洗った後はコンロに乗せて熱して水分を吹き飛ばします。
2~3回くらい使うと油がなじんできて肉も張り付きにくくなってきて使いやすさが一層パワーアップします。
スーパーやコンビニで売ってますが、一応使っているたわしを参考までに紹介。
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