いさぽん部屋(isapon.com)

ゲーム系プログラマによる特に方針のないブログ。技術系とカレー、ラーメンネタ多めだったはずが、最近はダイエットネタ多め。

Windows Terminal の使い方まとめ(2019/12/17)

自分用の覚書としてWindows Terminal の使い方をまとめています。気が付いたところから追記します。あとアマゾンでお買い物をするときは右のメニューから飛んで行ってからお買い物をしてくれると、ほんのり広告代が入り、後進の励みになりますのでよろしくお願いします。


プロファイルの変更

コマンドを追加する

"profiles" に新しいプロファイルを追加し、"commandline" に起動したいコマンドを記述。例えばVisualC++を追加する場合はこんな感じ。 "startingDirectory"は無くてもOKですが、指定しておくとコマンド起動時にカレントディレクトリを変更してくれます。"guid"にはほかのプロファイルと被らないテキトーな値を設定します。ほかのプロファイルからコピーして1文字変えるだけでもOKです。

{
  "guid": "{てきとーな値}",
  "hidden": false,
  "name": "VisualC++(x64Native)",
  "commandline" : "cmd.exe C:\\ProgramData\\Microsoft\\Windows\\Start Menu\\Programs\\Visual Studio 2019\\Visual Studio Tools\\VC\\x64 Native Tools Command Prompt for VS 2019",
  "startingDirectory" : "d:\\myproject"
},

フォントを変える

"fontFace" を追加し、フォント名を書きます。文字の大きさを変える場合は "fontSize" を追加します。省略時は 12 になるようです。 例えばMSゴシックに変更する場合は以下のように。MSゴシックをアンチエリアス無しで使用するのが一番目が疲れないような気がしてます(個人的感想)。

{
  "guid": "{てきとーな値}",
  "hidden": false,
  "fontFace" : "MS Gothic",
  "fontSize" : 12,
  "name": "Ubuntu",
  "source": "Windows.Terminal.Wsl"
},

アイコンを設定する

"icon" に認識可能なアイコンのリソース名を入力します。ファイル名でもOK。

{
  "guid": "{てきとーな値}",
  "hidden": false,
  "name": "Ubuntu",
  "source": "Windows.Terminal.Wsl",
  "icon" : "ms-appx:///ProfileIcons/{0caa0dad-35be-5f56-a8ff-afceeeaa6101}.png",
},

背景を透明にする

"useAcrylic" を追加する。透明度は"acrylicOpacity" で0.0~1.0で変更できます。

{
  "guid": "{てきとーな値}",
  "hidden": false,
  "name": "Ubuntu",
  "source": "Windows.Terminal.Wsl",
  "useAcrylic" : true,
  "acrylicOpacity" : 0.5
},

色の設定

色を変更する場合 schemes に色の設定を追加し、プロファイルからどの色設定を使うのかを指定する方法とプロファイルに直接書く方法があります。

プロファイルに直接書く場合

"background" を追加し、色コードを書きます。例えば真っ白にする場合はこんな感じ。

{
  "guid": "{てきとーな値}",
  "hidden": false,
  "name": "Ubuntu",
  "source": "Windows.Terminal.Wsl",
  "background" : "#ffffff"
}

スキームを使う場合

"schemes" にこんな感じで設定を追加します。複数追加可能です。 "name"には色設定の名前を任意で指定できます。ちなみに "Campbell" はデフォルトの色設定なので、nameを Campbell にするとデフォルトの色を変更できます。

"schemes": [
    {
        "name" : "Campbell",

        "background" : "#000000",
        "black" : "#0C0C0C",
        "blue" : "#0037DA",
        "brightBlack" : "#767676",
        "brightBlue" : "#3B78FF",
        "brightCyan" : "#61D6D6",
        "brightGreen" : "#16C60C",
        "brightPurple" : "#B4009E",
        "brightRed" : "#E74856",
        "brightWhite" : "#F2F2F2",
        "brightYellow" : "#F9F1A5",
        "cyan" : "#3A96DD",
        "foreground" : "#F2F2F2",
        "green" : "#13A10E",
        "purple" : "#881798",
        "red" : "#C50F1F",
        "white" : "#CCCCCC",
        "yellow" : "#C19C00" 
    }
],

スキームをプロファイルに反映させる

プロファイルに "colorScheme" という項目を追加し、schemesで追加したカラースキームの"name"の値を指定します。

{
  "guid": "{てきとーな値}",
  "hidden": false,
  "name": "Ubuntu",
  "source": "Windows.Terminal.Wsl",
  "colorScheme" : "Campbell"
}