アンドリューNDR114
ロビン・ウィリアムズが好きなのだ!
映画俳優のロビン・ウィリアムズさんが結構好きでして、彼の出演している映画は大体見ていたりします。 大体というのは、ここ数年疲れ目がひどくてなかなか映画館で映画鑑賞できないので、DVD化するなりしてからじゃないと見なくなった……というのが理由ですが、とりあえずロビン・ウィリアムズさんが結構好きです。
ちなみに、彼は『ゼルダの伝説(ゲームのアレです)』が好きで、子供の名前にゼルダとつけちゃったほど(笑)
久々に観たのは『アンドリューNDR114』
最近huluで映画を観ることも多い(しかし映画の追加が遅い!!)のですが、そんな中でロビン・ウィリアムズさん主演の映画『アンドリューNDR114』があったので、懐かしくて思わず再生。
もう14年も前の映画なので、結構内容を忘れていたため、新鮮な気持ちで観ることが出来ました。
ちなみに、原作の名前は『The Bicentennial Man』直訳すると「二百周年を迎えた男」です。
ざっくりあらすじ
アンドリューは家庭用のお手伝いロボットなのですが、いたずらによって故障しかけます。
その影響で、陽電子頭脳(原作者のアイザック・アシモフさんのSF小説の中では度々出てくる人工知能コンピュータ)が本来ロボットが持ちえない「創造力」を持ち始め、みずからモノ(作中では時計職人になっています)を作り始めます。
そんなアンドリューは旅をし、人間に近づこうと自らを改造、そして人間に恋に落ちます。 その恋は見事実るのですが、しかし、アンドリューはロボット。人間との結婚は認められません。
やがてアンドリューは人間であることを認めてもらうために、法廷に立ちます。
飽きの来ない展開!
ロビン・ウィリアムズさんの作品は、ロビン・ウィリアムズさんの個性的な演技のおかげで、視覚的にも面白いのであまり飽きが来ないのですが、この作品はそんな中でも群を抜いて飽きが来ません。
とにかく展開が早い!
ハリウッド映画によくある「開始30分ごろから始まる眠くなるシーン」がありません。
いやはや、これが今なら『アンドリュー エピソードⅠ~Ⅲ』くらいに分割できるくらいのボリューム感です。
観た後に考えさせられる作品
アンドリューは元々ロボットですし、どうやっても人間ではないのですが、映画を観ていくと思わず感情移入。
人間として扱ってあげたいと思えて来ます。
その反面、どこか人間としては不自然なところもあり、やはりロボットであるという気持ちも捨てきれなかったりします。
この作品の中では、人間とロボットの違いに対してアイザック・アシモフなりの答えを出しています。
今の段階では自分自身はそれとは少し違う答えを持っているのですが、改めて人間ってなんだろう?と思うキッカケになりました。
答えなんてわからないけど、心の準備だけ
きっと、生きているうちにこれに近い問題に遭遇する時代がやってくるんじゃないなかと。
そうなったとき、突然言われるときっと混乱するでしょうから、今から少しずつでも考えて、来る時代が来た時にそなえてショックを受けないように心の準備だけしておこうと思います。
ただ言えるのは、SFの世界は近づいている感があるなぁ……と思います。
気になったらぜひ観てください!
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