アクアリウムと水耕栽培の現状
観賞魚の入った水槽の上部にあるろ過装置。
ここに野菜を植えて、完全自己完結の有機水耕栽培を目指してから幾分が過ぎました。
結論から言えば「うまくいく」で間違いないかと思います。
シソが育った
写真で堂々とそびえたつ枝はダイソーで買ったシソの種から育てたシソです。これは全盛期である11月くらいのもので、花が咲き始めたころのものです。
ちなみに夏頃から冬の間はほぼ毎日(たまに飽きて食べなかった日もありましたが)シソを収穫し、食べ続けることができました。
現在はシーズンを終え、すっかり枯れてきました。シソ自体は1年草なので、冬越えは出来ませんでしたが、しっかり種を回収することができました。
そんなわけでして、水換え不要で肥料も不要と、まったく手間がかからないのでアクアリウム+水耕栽培は可能だというのが俺の結論です。
ちなみに枯れたシソの手前にあるのは、この後シソを処分し代わりに育ててみるつもりの「ブロッコリー」「長ネギ」「ニンジン」「バジル」です。全部スーパーで買った野菜を再生させています(笑)
反省点
基本的になんでも育つと思いますが、育てる野菜(植物)の選定が必要かなと。
避けたほうが良いものは次の通り。
1. 根菜
たぶん育つと思いますけど、今回のようにろ過装置(上部フィルター)を使う場合はそれほど栽培装置が物理的に大きくないので、混載だと育てるだけのスペースが足りません。
根菜とまでは言いませんが、ミョウガも厳しかったです。葉は出ますが、あの食べられる部分が育つ物理スペースがなくただただ葉を眺めるだけになってしまいました。
逆に言えば、水耕栽培装置部分の大きささえ確保できればアリだと思います。
2. 枝が生えるもの
今回のシソもそうですが、枝が生え幹がしっかりするものは避けたほうが良いと思います。
というのも、育ちすぎて倒れそうになるし、ものすごく値を這わせるのでほかの植物や野菜が一切育たなくなります。
実際にシソが育ち始めるまでは色々な野菜の芽が出ていたのですが、シソが育つにつれてすべて全滅しました……
3. ハーブ類
シソも該当しますが、ハーブ類はほかの植物の成長を阻害する成分を出すので、シソ同様にほかの植物が育たなくなると思います。
ミントなどがほかの植物を枯らしていくのは有名ですね。
わかったこと
基本的に普通の水耕栽培と同じ。
肥料については魚の餌→魚の糞→バクテリアが分解で賄える。
新しい挑戦
- 再生野菜を育ててみる。
- 今回はアクアリウムに水耕栽培を追加したが、水耕栽培装置をベースにアクアリウムの要素を組み込んでみる。